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ダンベル・エクササイズによってもたらされる効果は、何といっても筋肉がつくられることにあります。また、新陳代謝を活発にし、自律神経を活性化させます。さらに、体が柔らかくなり、プロポーションをよくする効果も期待できます。
筋肉を鍛えると食べても太らない
最近では、筋肉を鍛えてつくり上げると、シェイプアップにつながることが理解されてきたようです。たとえば、背筋を強化すれば姿勢が良くなり、腹筋がつくとウエストが引き締まってお腹が引っ込むなどの効果があります。
そうした目に見える効果のほかに、筋肉が発達すると新陳代謝が盛んになり、エネルギーが消費されやすくなるという大きな利点があります。筋肉の発達したスポーツ選手がいくら食べても太らないのは、食べたもののエネルギーを筋肉が消費してしまうからです。
筋肉が収縮するためには、ATP(アデノシン三リン酸)が消費されますが、このATPは、血糖からつくられます。体内のエネルギーを人間の財産にたとえると、血糖は財布の中の現金ということになります。そして、肥満の原因になっている脂肪が不動産だとすれば、そのもとは現金である血糖と預貯金にたとえられるグリコーゲンです。
食べたものは二時間ぐらいで血糖に変化しますから、その時点で筋肉が血糖を使ってしまえばグリコーゲンにはなりません。現金や預貯金が無ければ、不動産は買えず、脂肪は増えないということになります。
もっとも、ダンベル・エクササイズは血糖を消費するための運動ではありません。血糖を消費する筋肉をつくるための運動で、いわば工場を建設するようなものです。工場ができていれば、血糖はそこで消費され、たまることがありません。
エネルギーの消費、それが新陳代謝です。新陳代謝を盛んにするということは、血糖が体脂肪になる前に筋肉という工場でそのエネルギーを使ってしまおうということなのです。
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